中古で3000円で入手してみました。モデルは、VNS-L22という機種。 別途 VNS-L23というモデルもあるらしく、L22とL23の差は、RAMが2GBと3GB。
カスタムROMをいれるため、まず最初にブートローダーのアンロックに挑戦したときのメモです。
2021年現在ブートローダーアンロックは、huaweiのサイトが閉じているため、アンロックの方法は、以下を参考にしています。
「中古7000円のアンロック提供終了済みHUAWEI製端末にAndroid 11をインストールする」 blog.cheena.net
このサイトで紹介されている「PotatoNV」をダウンロードします。 github.com
あとは、解説の通り筐体を開けて、ピンセットでショートしてPCとUSB接続します。 そのあと、「PotatoNV」画面のCPUに「Kirin 65x (A)」を選択、Startボタンで実行するとランダムなアンロックコードを生成し、本体のROMに書き込みするらしく、画面で出てきたアンロックコードをメモっておく必要があります。
.... Model: HUAWEI VNS-L22 Build number: VNS-L22C635B401 FBLOCK state: unlocked .... Rebooting... New unlock code: XXXXXXXXXXXX
あとは純正ROMで開発オプションで「OEMロック解除を有効にする」にチェックを入れ、以下のコマンドでfastbootモードに入ります。
adb reboot bootloader
fastbootモードに入ったらメモったアンロックコードを指定して実行します。
fastboot oem unlock XXXXXXXXXXX
このあと画面で解除するかYES/NOが出てくるので、ボリュームボタンで選択して、実行。勝手にリブートして初期化が行われます。
再度fastbootモードに入ると画面に赤文字で「PHONE Unlocked」「FRP Unlock」と出ているのでアンロックできたことが分かります。 そうでなくても電源ONするとこの端末はアンロックされているという警告画面が出てくるので、それでわかるんですがね。
アンロックできたらfastbootモードで以下のようなパーティションへの書き込みコマンドが有効になります。
fastboot flash boot boot.img fastboot flash system system.img fastboot flash recovery recovery.img
ちなみに他の機種でよく使うリカバリーパーティションを書き込まずにtwrpを起動するbootオプションは使えませんでした。
fastboot boot recovery twrp.img