OCIのメール配信サービス：Email Deliveryを使ってVMリブート検知のメールを作る
Always Free でも、1か月当たり3000通の電子メールを無料で送信できるらしい。
OS: Rocky Linux 8
mailxをインストール
# sudo dnf install mailx
Email DeliveryにアクセスするユーザID/パスワードを作る
自分のプロフィールから「STMP資格証明」を選んでユーザIDを１件作る
作成したときに表示されるパスワードは２度と表示されないらしいのでメモっておく
作成したEmail DeliveryのユーザID
すごく長い（省略）
ocid1.user.oc1.....da.ib.com
Email Deliveryのユーザパスワード
aUc0g.....DpU
エンドポイントの確認
「開発者サービス」⇒「電子メール配信」⇒「構成」に表示されている
smtp.email.ap-tokyo-1.oci.oraclecloud.com:587
送信者メールアドレスの作成
「開発者サービス」⇒「電子メール配信」⇒「承認済送信者」で１件作成する
※実在するメールアドレスでなくてもOK。
help@hogehoge.mydns.jp
mailxの設定
mail.rcを修正する
# vi /etc/mail.rc
以下を最後に追加する
set nss-config-dir=/etc/pki/nssdb/ set smtp-use-starttls set smtp-auth=plain set smtp=smtp.email.ap-tokyo-1.oci.oraclecloud.com:587 set from=help@hogehoge.mydns.jp set smtp-auth-user=ocid1.user.oc1.....da.ib.com set smtp-auth-password=aUc0g.....DpU
送信テスト
(-rは送信元のメールアドレス、宛先abcxyz123@gmail.comへ送る）
$ echo "rebooted `date` on OCI Server" | mailx -s "VM Rebooted" -r help@hogehoge.mydns.jp abcxyz123@gmail.com
リブート時に実行するcronのファイルを作る
# vi /etc/cron.d/reboot-mail
@reboot root echo "rebooted `date` on OCI Server hogehoge.mydns.jp" | mailx -s "VM Rebooted" -r help@hogehoge.mydns.jp abcxyz123@gmail.com
実際にリブートしてみてメールが飛んでいるか確認する
送信元が実在するメールアドレスではないため迷惑メール扱いになっている可能性があり、迷惑メールボックスも確認する
